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CAD/CAM 歯冠修復の支台歯形成の重要性


近年CAD/CAM 歯冠修復の頻度が増え、それに伴う支台歯形成の重要性が最終補綴物の精度に左右されるという 認識がなされるようになってきました。また、デジタル印象の普及に伴い模型レス(データでのやりとり)になり、 より明瞭な支台歯形成が求められるようになってきました。今回はCAD/CAMに対応した支台歯形成について 実際の臨床写真を基にポイントを記載していきます。



ファイン

まず、CAD/CAM 歯冠修復は日常臨床では失活歯で支台歯形成を行うケースが多く、生活歯と違い支台歯を十分切削することが 可能なので、CAD/CAM 冠の性質を十分意識した形成が必要です。

余剰ポスト切断と同時に対合歯とのクリアランス(1.5mm以上)を確保します。

ファイン




頬側部にディープシャンファーやラウンデッドショルダーに付与します。また、近心及び遠心の隅角部(赤丸部分)は 鋭角部をなくし十分切削する必要があります。


舌側部も頬側部同様にディープシャンファーやラウンデッドショルダーにてマージン部を形成する必要があります。 また、軸面はできる限り切削線などをなくし滑らかに仕上げます(ダイアモンドバー ⇒ スーパーファインバー ⇒ ホワイトポイント)。

ジャンピングマージンができてしまった場合、エアスケーラーにラウンドバーを装着し、削合していきます(切削器具ではないので 歯肉の挫滅が最小限ですむ)。

咬合面の辺縁は軸面隅角部同様鋭利な部分をなくすためにコントラ+ホワイトポイントを用いラウンド形態を 付与していきます。また、2面形成を行うなどして対合歯との圧力を逃す工夫も必要です。

ファイン



術前/術後

CAD/CAM 歯冠修復をするうえで、支台歯形成の根拠のあるガイドラインはまだありませんが、 光学スキャナー(口腔内スキャナーや模型スキャナー)でマージン部をスキャニングする性質上、明瞭なマージンの 形成が必要になってきます。今後、デジタル化が進むにつれて支台歯形成の重要性がさらに求められ、支台歯形成によって 精度に差異が出てくるので、今まで以上に考えた支台歯形成を行ってください。



医療法人社団 関輝会 理事長 関 千俊

医療法人社団 関輝会
理事長 関 千俊
(K.O.Mail DIM No.17)




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