杏友会ロゴ 歯科技工所 杏友会

杏友会 INFORMATION

03(3334)2621
 

杏友会インフォメーション

記事一覧

最新情報一覧

保険適用CAD/CAM冠「カタナ アベンシア」


昨年4月にハイブリッドレジンブロックを用いたCAD/CAM冠が保険導入されて、ちょうど1年が経ちました。

その間にも改良は進み、今回、超微粒子フィラーを高密度に均一分散する新たな製造方法によって、優れた機械的特性と滑沢耐久性の両立を実現した新しいタイプのブロックである「カタナ アベンシア ブロック」が開発されました。

これは咬合力に耐えうる補綴物としての機械的強度が増したことに加え、粒子がより細くなったことにより最終研磨後の表面性状はさらに滑沢で光沢感に優れたものとなり、審美性の向上はもちろん、表面荒れによる着色やプラーク付着の抑制が期待でることから歯周組織に対するリスク軽減にもつながると考えられます。

また、色調は従来のA2LT、A3LT、A3.5LTに遮蔽性の高いA3OPが加わって4種類となり、選択の幅が広がりました。

この患者さんは、上顎右側第一小臼歯および第二小臼歯の再治療を行うことになりましたが、この機会に白い歯にしたいとのことから保険適用CAD/CAM冠を提案させていただいたところ、快諾していただきました。

2歯とも失活歯で根尖病変は認められず、メタルクラウンおよびう蝕歯質を除去し、支台はそのまま使うことにしました。支台はメタルコアとレジンコアだったため、装着後の色調に差異が生じる可能性がありましたが、クリアランスを十分に確保することができたことから、メタルコアの方もA3OPではなく2歯ともにA3LTを選択しました。


試適調整終了後、支台歯はブラシコーンを用いて接着阻害因子を除去、またCAD/CAM冠の内面は納品前にサンドブラスト処理済みのため、リン酸処理とシラン処理を行い、接着用レジンセメント(歯冠色)を用いて合着しました。

心配していた色調の差異は認められず、患者さんからも高い満足度を得ることができました。

保険適用CAD/CAM冠は、今回開発された「カタナ アベンシア ブロック」のように今後も改良が進み、ますます広く普及していくことでしょう。


スマイル歯科・矯正歯科(東京都千代田区開業)
院長 尾崎 紀代美
(K.O.Mail No.032)



歯科技工所 杏友会ホーム最新情報歯科技工 製品歯科技工所 製作体制歯科技工士 採用情報会社概要お問合せ このページの先頭へ上